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KAGEROU読みました [ただの日常]

齋藤さんのKAGEROU、読みました。

もう、読んで終わって、すぐパソコン立ち上げて感想を書いてます。

テーマは「命」ですが、正直な感想。

おもしろかったです。

読んでて、どんどん引き込まれました。

小説は、何日もかけて読むんですが、久々に「早く先を読みたい」という衝動に駆られた作品でした。

ではでは、ここから先はネタバレ感想になります。

これから読もうという方もいらっしゃると思いますので、

続きを読む形式で書きます。

多少、ツンデレな内容ですから、斉藤さんのファンの方は、マジで読まないでください。

読んだあとの責任は負いかねます。


私が夢中になって読むのは、十二国記シリーズで、これは、もうあっという間に読みます。

KAGEROUの話の魅力はすごくあるんですが、小野先生の作品を読んでいるので、

私は、どっちかといえば、文章表現には小うるさい方ですww

ぶっちゃけると、文章表現は、「?」になるところがありました。

情景を思い浮かべにくい部分がある、ということですね。

比喩表現が多くて、それが逆に分かりづらくしてる部分もあって、

もっとストレートに表現した方が、読みやすいのではないかな、と思います、私は。

「ダリの絵のようにぐにゃりと曲がった」とか。

その絵がすぐに思い浮かばなければ、読者は一回、考える時間が出来てしまう。

ヤスオさんお得意の「ダリって、だり?」みたいなww

すると、話の鮮度が、ほんの少し失われてしまった気がして、勿体ないの。

せっかく、その世界に入り込んでいたのに、考える時間が出来ると、

一瞬、現実の世界に戻ってしまうから。

架空の世界であっても、いかにリアルに伝えられるか。

架空の世界から、いかに読者を、その世界にとどめていられるか。

とっても難しいけれど、読者はそれを求めているんだなぁ、って改めて思いました。

肝心のお話の内容ですが。

後半は、もう泣きっぱなしです。

もしかしたら、こういう経験のある方には、重すぎるかもしれません。

最後まで、どうなるのか、どうなるのか、と思って読んでいました。

キョウヤが倒れたときに、結末の想像はついてしまいましたが、

キョウヤが倒れたのは、もう本当に最後の最後でしたから、最後まで本当に、どうなるのかと。

最後の展開は、私好みでしたww

で、ですね。

文章表現で思い浮かべられなかったので、映像で見たいな、と思う部分もありまして。

実は、屋上のシーンから、キョウヤの顔は、水嶋さんにしか見えなくなってしまったんですねww

私の脳内では、キョウヤは全部、水嶋さんが演じてくれましたww

するとヤスオは誰か、と。考えた時に、ポンと、森脇さんが思い浮かんで、

ずーっと森脇さんがヤスオさんを演じてくれましたww

モーリーは、最初っからチェホンマンさんだった。

アカネは、思いつかなかったですね。。。

勝手に、色白で、目が大きくて、直毛の黒髪で、前髪がパッツンで、っていう想像してました。

でも、志田未来ちゃんとかが、いいな(←勝手に)

出てくる人物一人ひとりが、個性があって、おもしろかったな。

映像で見たいなぁ。

キョウヤさんの過去とかも、気になりますよ。

本の29ページと30ページだけ、ノンブルの書体が違ってたり。

内容に何か秘密があるのかと読み返しましたが、それらしい内容でもなかったような。

結局、どうして29ページと30ページの間と書いたのか、

アカネちゃんは、地図を戻したのか気になっています(笑)




KAGEROU

KAGEROU

  • 作者: 齋藤 智裕
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2010/12/15
  • メディア: 単行本



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りる

おおっ!周りに読んだ方がいないので、
どんなものかと思っていたのですが、どんどん引き込まれるんですね。
やっぱり売れているのには理由があったんですね!

by りる (2011-01-26 01:48) 

京奈

★りるさん
そうなんですー。
本を読むのが遅い私ですが、2日くらいで一気に読んでしまいました(^-^
早く読みたい、続きが気になる小説は久々でした。
by 京奈 (2011-02-09 21:04) 

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